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[商品コード] 2142001
価格
1,650円(税込)
(うち消費税額150円)
販売中止
水澤都加佐/スコット・ジョンソン 著
発行 大月書店


A5判/142頁
第1版 2010年9月1日
ISBN 978-4-272-42014-8

【目次】
はじめに……あなたにとってなぜグリーフケアが必要か

第1章 悲しみの体験とそれを癒す作業
 ・人生におけるさまざまな喪失
 ・悲しみの感情
 ・喪失後に現れる初期症状
  ◇喪失後に出る症状
 ・次の段階へ
 ・癒しのプロセス
  ◇喪失によるグリーフが癒されてゆくプロセス
  ◇グリーフの旅
 ・喪失の意味を見いだすとは?
 ・グリーフがうまく癒されない場合
 ・地雷をかかえて生きていると……
  ◇不健康なグリーフプロセス
 ・援助職は不健康なグリーフに陥りやすい
  ◇健康なグリーフ・不健康なグリーフの影響
 ・グリーフとうつの関連
  ◇グリーフとうつの比較
 ・グリーフワークにとりくむために
  ◇グリーフワークのチェックポイント
 ・グリーフレター(深い悲しみの手紙)
  ◇メモ

第2章 援助職として悲しみに対応する
 ・援助職としての基本的な対応
  ◇段階に応じての対応
 ・誤った対応とは?
 ・罪悪感にどう対処するか
 ・批判や抵抗、怒りに対応する
 ・境界線をひく
  ◇境界線・チェック
 ・境界の大切さ
 ・自分もグリーフワークにとりくむ
  ◇ディタッチメント・チェック~援助職としての距離のとり方
 ・あなたにできること
  ◇必要と考えられる援助

第3章 自分自身の悲しみの体験と向き合う
 ・自分の喪失に向きあう
 ・アダルトチルドレンという問題
  ◇人にばかり目を向けていませんか?
 ・喪失のライフマップをつくってみる
  ◇喪失のライフマップ
 ・喪失体験が自分に与えた影響を知る
 ・グリーフレター
 ・さまざまな例から考える
 ・セルフケアをする
  ◇セルフケア・チェック

おわりに……悲しみにおしつぶされないために


【プロフィール】
■水澤都加佐のプロフィール
ソーシャルワーカー。'75年よりアメリカで、アルコール・薬物専門のソーシャルワーカーとして、EAP(職場のアルコール対策)、インタベンション(介入)、家族プログラム、集団療法、共依存やグリーフへの援助、コンフリクト・リソリューション(メディエーション)、カップル・カウンセリング、ナラティブ・セラピーなどのトレーニングを受ける。神奈川県立精神医療センターせりがや病院・心理相談科長をへて、'94年より(株)アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長。特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)副代表。'05年、横浜にHealing&Recovery Institute を開設。

■スコット・ジョンソン(Scott Johnson)のプロフィール
1988年から10年間、依存症治療機関として世界的に名高い「ベティ・フォード・センター」にファミリーカウンセラーとして勤務し、初の子どもプログラムを開発。’98年からは児童保護局のソーシャルワーカーとして、虐待などさまざまな問題をかかえる親たちと子どもたちへの介入・支援を行なってきた。これまで20年以上、男性が自らの問題を考えるグループも主宰。’05年からは援助職としてのセルフケアも兼ねて、激務の第一線をいっとき離れ、高齢者・障害者へのサービスに関わっている。

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