発行元 特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)
発 売元 アスク・ヒュー
マン・ケア
A5判/114頁
発行 2009年12月
ISBN
978-4-901030-69-4
「ACにとっての回復」は、本誌創刊以来の主要テーマ。読者からよく、こんな質問が寄せられます。
「どうなったら回復なのですか?」「いつになったら楽になれるのですか?」「どれぐらい時間がかかるのですか?」
アルコール依存症などのアディクションは、病気ですから、回復のモデルがあります。
自助グループでも、ステージごとに変化していく仲間の姿を見ることができます。
けれどACは、病気ではありません。今抱えている課題も、さまざまです。
では、ACは何に向かって生きていけばいいのか? ゴールはどこにあるのか?
こうした疑問に挑戦しようとしたのが、今回の増刊号です。
<4>強さも弱さも 【3人の手記】
気持ちを切り捨てない方法を学んだ(J)
誰のものでもない、僕が修行の中で作り上げた僕だけの強さ(杉江昌夫)
痛みの責任は私にはない。今日の平安は私の責任。(まみ)
<5>これからの私 【4人の手記】
父と一度だけの大喧嘩(くま)
ええ格好して「元気元気!」より、いい気分(ちびうさ)
消し去りたい過去でも、ひとつだけ自信をもって言えること(しろあめさん)
故郷へ帰ろう(ハリマ)
【コラム4】新しいスキルを学ぶ