このDVD シリーズは、全ての対人援助職に共通する基本のメンタルアセスメントの知識と技術を高めるためのシュミレーション・トレーニング教材として設計されています。
代表的な精神疾患患者の入院生活で遭遇する援助場面を想定した映像教材を用いて、患者との対話を通じて精神症状や行動を評価するプロセスを学べます。
また、援助者の臨床判断と同時に、支援となる関わりの要素や根拠についても学ぶことができます。
本シリーズは、患者に対してメンタルヘルスのスクリーニングを行う必要のある全ての対人援助職のスキルアップに役立ちます。
特に、精神科治療・看護・作業療法・臨床心理・福祉・介護等を実践し始めた方々への現場の研修会でぜひ活用してください。
抑うつ的な気分を抱え、自己の存在自体を否定したくなるほど落ち込みが生じるうつ病は、100人中5~15人も発症する精神疾患です。
なかなか言葉にできない患者の本当の思いをどのように汲み取り、絶望から「死」をほのめかす患者にどのように接したらよいのでしょうか。
本編を参考に、患者が苦しみから抜け出すきっかけとなる関わりについて考えてみましょう。