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発行元　ＡＳＫ（アルコール薬物問題全国市民協会）
発売元　アスク・ヒューマン・ケア

Ａ5判／114頁
発行 2016年12月
ISBN 978-4-901030-27-4

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【目次】

　特　集　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

相模原事件のこと、きちんと言葉にしよう。
私たちは、ここからどこへ歩き出せばいい？
2016年7月26日、神奈川県相模原市「津久井やまゆり園」で起きた事件。
障害を持つ人や家族はもちろん、私たち誰もが、不安や動揺、心のざわざわ感、えもいわれぬ重苦しさを経験したのではないだろうか。このざわざわの正体はなんなのか。事件は私たちに何をもたらしたのか。
きちんと言葉にするところから始めよう。
ＰＡＲＴ１
【上岡陽江×松本俊彦×熊谷晋一郎】 事件が私たちに与えた衝撃
「全国手をつなぐ育成会連合会」によるメッセージ 安心して堂々と生きてください
ＰＡＲＴ２
メッセージ 【高木慶子】 私たちみんなが、何かを喪失した
ＰＡＲＴ３
インタビュー 【尾上浩二】死んでよかったというような命はない
ＰＡＲＴ４
インタビュー 【山口真一】ヘイトの背景にある「正義感」とネット
ＰＡＲＴ５
メッセージ【向谷地生良】お互いを大事に思える対話を取り戻そう




　インタビュー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

小田嶋隆さん
「酔いの中で、芸術は生まれない。」

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アルコール依存症と診断され、断酒20年のコラムニスト、小田嶋隆さん。文学や芸術の世界では、酔っての奇行も「破天荒」と容認されたり、未治療のまま亡くなっても「それがあの人」と美化されやすいが、小田嶋さんはそんな風潮に異議を唱える。
「実際に滅びた人を間近で見たり、その人の残骸を整理したり、自分が片足を突っ込んだとき、そこに美しさなんてありません。これを芸術に結びつけるのが、いちばんよくない」
インタビューでは、ご自身の依存症体験や酒飲みの心理、回復、そして芸術と依存症について、語っていただいた。

取材・文【近藤京子】



　　Topics　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆啓発の秋
・アルコール関連問題啓発週間2016
・全国7ヵ所でリカバリー・パレード「回復の祭典」！
　《関西》それおもろいやん 【浅井登】
　《横浜》全員参加のダンス、飛び入りスピーチも 【笹井健次】
・アメリカの依存症回復擁護運動の軌跡を描く ドキュメンタリー映画がＤＶＤに！
　『無名の人々――回復者の顔と声』
・アディクション・ライブラリー【倉田めば】
　当事者・家族・援助者が生きた『本』となって語る

◆アルコール健康障害対策推進基本計画
　対策の具体化に向けて！

◆カサンドラ症候群　知恵を共有する仲間たち（３）
「ちょっと変わった人生」もいいじゃない？【ＳＯＲＡ】

◆セミナー講師に聞く
心の「地雷」を安全に取りのける 共依存と感情《後編》
【水澤都加佐】

◆ファシリテーションって何だろう？
「誰かが嫌な思いをしないように」と心がけていた私は、 グループの力を信じていなかった。【高橋聡美】





　好評連載　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆アルコール相談シリーズ２
父と息子が酔って暴力、どうすればいい？
【奥田由子／坂本満／田中紀子】

◆漫画家＆栄養士 うえだのぶ の連載エッセイ
ココロの栄養　足りてますか？
３　ばあちゃんの心意気

◆ぷるすあるはが贈る《イラストコラム》（２）
あなたの中の子どもと今のあなたへ

◆やったるで！若手ドクター《関西リーグ》（５）
地域のニーズに とことん応える診療所【安東毅】

◆依存症回復者に聞く
第二の依存に、どう向き合っている？

◆連載エッセイ「老いの断酒学」
（20）「指針と規範」のできるまで（上）【小林哲夫】

◆TRUE COLORS JAPAN ファシリテーター☆リレーエッセイ15
アサーティブとＴＣ、両方を伝えているわけ【中野満知子】

◆チャコとマチコの
アサーティブに生きれば、なんとかなる!!
＜23＞「怒りの言葉」が出そうなとき
【今回の担当：木村久子】

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