「ネットで検索してみると、承認欲求が強い人は困った人、のような記事がたくさん目に入ります。人に認めてほしい気持ちが強い自分が、恥ずかしくなりました。承認欲求って、いけないもの?」
そんな読者のお手紙に、精神科医でブロガーの熊代亨先生がたっぷり答えます!
*認められたいから、人はがんばる
*「所属欲求」から「承認欲求」へ
*「自己実現」なんて、できるものじゃない
*誰にでもある「関係性の欲求」
*「こころ」から「ふるまい」の時代へ
*「承認」の目盛を細かくしよう
短大卒業後、勤めた会社がブラック企業で、貧困とストレスから自殺を図った。
何度も過量服薬で入院。精神障害者手帳を取得し、生活保護を受給して治療する中で、社会的「弱者」になっていく自分を実感した。
そこからの再起を『この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。』で綴っている。
実は、依存症家庭で育ったACでもある。子ども時代には壮絶ないじめも体験した。そんなエリコさんの話をうかがった。
【取材・文:近藤京子】