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[季刊ビィ]Be!増刊号No.21 「死にたい」「生きたい」——の間に何があった?

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発行元 特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)
発 売元 アスク・ヒュー マン・ケア

A5判/114頁
発行 2012年12月
ISBN 978-4-901030-84-7


アルコール・薬物依存症 摂食障害 ギャンブル依存 うつ 自傷……
「死にたい」という言葉の奥にある意味 「生きること」への方向転換

【目次】
<1>子どもの頃から生きづらさを抱えて《ACたちの手記》
  ■私は死にたいのではなく、気づいてほしいだけだった
  ■正直になればなるほど、仲間は笑ってくれた
  ■「この世に必要とされて生まれてきた」という確信が持てるまで
  ■カメさんペースでいいから、自分を信じてみる
  ◎「あのとき」の自分へ――

<2>酒や薬物の酔いの中で《依存症男性たちの手 記》
  ■生きている限り、この苦しさが続くのだと思っていた
  ■死にたいと思いながら、生きたいと願う自分がいた
  ■覚せい剤をやめるために選んだのが大量服薬だった
  ■アルコール依存症と双極性障害という二つの病を抱えて
  ■今日を生きれば何とかなる
  ◎「あのとき」の自分へ――

<3>「助けて」と言えなかったあの頃《依存症女性たちの手記》

  ■「わかってくれる人がいる」と思えたから
  ■内なる声を認めたら、前向きな方向に動いていく
  ■私、死にたいくらいに生きたかったんだ
  ■「生きてみたい」が「生きたい」に変わっていった
  ◎「あのとき」の自分へ――


<4>自傷――死への迂回路【松本俊彦】

  〈コラム〉アルコール・薬物依存…自殺のリスクは? 
  ◎「あのとき」の自分へ――

<5>共に生きる家族の苦しさ《親・配偶者・子どもの手記》
  ■「酒で死ぬなら本望」なんて嘘。生きたいんだ。
  ■薬をやめられる人がいるなんて、思えなかった
  ■つらさを話せる場があり、聞いてくれる人がいるとい う希望
  ■私が死んだら、この人は今度こそ目が覚める?
  ◎「あのとき」の自分へ――

  
<6>私たちが手渡されたもの《仲間として、支援者として》
  ■クライエントから学んだ「生きるためのエッセンス」を別のクライエントへつなぐ
  ■何ができるというのか?
  ■仲間の死を受け入れるということ
  ◎「あのとき」の自分へ――
  
<7>大切な人を失うということ《遺族たちの手記》
  ■今、「子ども」でも「母親」でもない「私」として
  ■「なんで死んだん」と口に出せるまで
  ■処方薬依存と闘った長男は、精一杯生きたと思う
  ■飲むと死にたくなり、自死した父を思い出した
  ◎「あのとき」の自分へ――
  
<8>グリーフ――遺された人の思い【水澤都加佐】
  〈コラム〉こんなときどうしたらいい?…自殺を防ぐために

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