■特集に寄せて サバイバーズギルトとACの罪悪感 【高橋聡美】
2000年12月、世田谷に住む一家4人が何者かに殺害される凄惨な事件が起きた。「世田谷一家殺害事件」と呼ばれ、今も犯人は捕まっていない。 事件で妹家族を亡くした入江杏さんは、犯罪被害者の遺族として、グリーフケアの講演活動などを積極的に行なっている。 事件から19年、大きな変化があった。警察が、事件現場となった家を取り壊したいと言ってきたのだ――。
発行元 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
発売元 アスク・ヒューマン・ケア
A5判/114頁
発行 2019年12月
ISBN978-4 909116-13-0
「罪悪感」の縛りから自由になる!
幸せになってはいけない症候群
罪悪感は、関係修復や問題解決のためになくてはならない感情です。
けれど【不適応な罪悪感】が心に居座っていると、楽しむことが難しかったり、誰かをさしおいて自分が幸せになってはいけないと思ったり……。
そんな「幸せになってはいけない症候群」の鳥かごから抜け出して、自分の人生へ羽ばたくための特集です。
【取材協力・監修 岩壁茂】
◇PART1 罪悪感の正体
(適応的な罪悪感と、不適応な罪悪感)
◇PART2 不適応な罪悪感をどうしたら?
(生存にまつわるもの/分離にまつわるもの/責任にまつわるもの)
(心理教育とスキル練習)
◇PART3 解き放たれることの意味
(罪悪感の奥にある、一次感情に焦点をあてる)
■特集に寄せて
サバイバーズギルトとACの罪悪感
【高橋聡美】
【信田さよ子 × 松本 俊彦】
従来の依存症支援と、「ハームリダクション」をめぐる混乱を整理する!
11ページにわたる大型ディスカッション。
世田谷事件から19年 遺族の悲しみは癒えたのか
2000年12月、世田谷に住む一家4人が何者かに殺害される凄惨な事件が起きた。「世田谷一家殺害事件」と呼ばれ、今も犯人は捕まっていない。
事件で妹家族を亡くした入江杏さんは、犯罪被害者の遺族として、グリーフケアの講演活動などを積極的に行なっている。
事件から19年、大きな変化があった。警察が、事件現場となった家を取り壊したいと言ってきたのだ――。
刈谷病院外来 SBIRTS調査
【藤本あゆみ】
◆基本法NOW
自治体の動きは? 国の動きは?
◆正しい啓発は、正しい報道から!
依存症報道グッド・プレス賞2018
◆京都ダルク 施設の日常を舞台へ
ありのままの回復の姿【塚本堅一】
◆《ASK認定》依存症予防教育アドバイザー 全国で活動スタート!
◆吾妻ひでおさん 追悼に代えて――
34年続く連携パワー!「ひぁかもか」
【鷺ノ森和也/水野和幸/辻本士郎】
◆連載 女性たちの生きる選択!
DV・モラハラ・依存症…【東玲子】
3 離婚のこと、子どもに話そう。子どもの声を聞こう。
◆連載 依存の《入り口》に立つ子どもたち【秋山千佳】
5 見えそうで見えにくいゲーム依存
◆生きる自信! アサーティブ・トレーニング
9 本当に伝えたい気持ち、あきらめないで。【中野満知子】
◆「老いの断酒学」(31)
断酒会と「国鉄」【小林哲夫】
その他
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・データ