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発行元／特定非営利活動法人アスク（アルコール薬物問題全国市民協会）　発売元／アスク・ヒューマン・ケア
Ａ5判114頁　発行／2006年9月　ISBN 4-901030-51-5

【特集】 もう自分を裁かない! 「罪悪感」のワナから抜ける

思い出すたび、自分が悪かったのだと胸がチクチクする。なぜ？　やりたくないけど、やらないとなんだか後ろめたい。なぜ？　いい気になって楽しんでいてはいけない気がする。なぜ？　批判されないよう、必死に「ちゃんとやっている」ふり。なぜ？　―私たちが陥りがちなワナを理解するために。そして、自分が許せるようになるために。他人から押しつけられた罪悪感に足をとられないために。援助職にも必読のテーマです。

ＰＡＲＴ１ 　この「後ろめたさ」って何？
ＰＡＲＴ２　自分を裁くと、何が起きる？
ＰＡＲＴ３　罪の意識は、どこからくる？
ＰＡＲＴ４　罪悪感に苦しむ人に贈る：水澤都加佐のメッセージ
　　　　　　「あなたはいつから神様になったのですか？」
ＰＡＲＴ５　過去の責任を引き受けること：星一郎インタビュー
　　　　　　「悔いる」だけでなく「改める」ことが大切なのです
［コラム］　罪悪感にまるわる「巻きこまれ」を防ぐために
［特集に寄せて］　援助職と「罪悪感」

【Be!インタビュー】 森下典子の〈この人に会いたい〉30 久田恵さん 人って不自由、でもここにいて、なおかつ自由 失語症の母、頑固な父、不登校の息子を抱え、作家として自立を目指しながら、母を看取るまでの葛藤を赤裸々に綴ったエッセイがある。本のページをめくりながら、ポトッ、ポトッ、と音をたてて涙が落ちた。子は大人になって親元を去っていく。ごく当たり前の人間の営みだけれど、本当に親から精神的な自立をするということは、なんと険しく、困難な道のりなのだうか……。

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【トピック】
●連続企画〈うつ〉第４弾　アートによるアプローチ
　「うつ」の人が自分を表現する場……関則雄
●ハワード・カツヨ来日ワークショップ報告①一人一人が力をつけるために!
●スペインの薬物依存回復施設「プロジェクト・オンブレ・ガリシア」その２／家族の関係を作り直す
●企業からの問合せが増えた！　ＡＳＫ「飲酒運転対策特別委員会」からの報告
●「共依存」の言葉だけでは、先に進めないから。通信セミナー「私を生きる」スキル……征矢俊子

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～好評連載～
●今日をいい日にするために[ビィ]編集部が贈る…自分にＯＫを出すこんな言葉！
●知っておきたい！治療の新知識（13）自律訓練法……中島節夫
●チャコのそのまんまエッセイ！（５）あなたならどうする？……木村久子
●聞いてびっくり！睡眠のフシギ（４）飲酒３合で無呼吸のリスク３倍……谷川武
●メンタルトレーニング虎の巻（その４）周囲をひきつけるリズムがある……岡本正善
●プロのためのセルフケア・援助職でＡＣ（27）長かった思春期

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【アルコール依存症必読ページ】

●断酒かるた（10）いろはに綴る妻の切なさ夫のつぶやき
●世代間連鎖の物語「引く潮、満ちる潮」第二話「霖雨」……小林哲夫
●名物ドクターのアルコール教室／白坂知信ドクターの巻（６）子どもは何を望んでいるか
●アルコール病棟ナース日記（33）いったい何を言えばいい？
●依存症者の妻に聞いた「やっぱりココはちょっと許せない！」
－後先考えず、自分が第一優先。いつになったらこの性格が直るのか。
－疲れてくると、夫のヘンな大人気なさが嫌になる。
－夫が自分を守るため壁を作るとき、逃げているようで許せなくなる
－薬じゃなければいいと思っていたけれど、やっぱり酒も許せなかった
●ワーカーが答える家族の？ギモン ……片桐奈緒子
［お酒の問題について話そうとすると、夫はすごく怒ります。かんしゃくを起こし怒鳴ることもあって、「依存症という病気では？」と切り出すことができません。どうしたらいいですか？］

●ビィ用語集
●読者のページ
●インターネット・イエローページ「北海道ダルク」
●イベントデータ
●アスク・ヒューマン・ケア研修スケジュール

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