「くだらないライブに行くぐらいなら、自助グループに行ったほうがずっといい」 そう話す森重さん、年に200回はミーティングに通っているという。 アルコール依存症と診断されたのは45歳のとき。 断酒が音楽・家族・人生にもたらした変化を語る。
発行元 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
発売元 アスク・ヒューマン・ケア
A5判/114頁
発行 2019年6月
ISBN978 - 4 909116-11-6
<どこまで自分を見せる?>
子どもの頃、家族の中にウソや秘密はありましたか?
自分自身にウソをついたり、正直になれないことはありますか?
プライベートな情報をどこまで話すか、迷うことはありますか?
――そんな問いに、どこかピンと来た人のための特集です。
【PART1】
感情を偽る/隠すと、何が起きるか【岩壁 茂】
【PART2】
原家族の「秘密」が、子どもに与えるメッセージ【水澤寧子】
【PART3】
「ウソ→正直」が依存症の回復とは限らない!【西脇健三郎】
【読者の体験】
*清原和博
――「苦しいんだ、つらいんだと言えることが、今一番大きい」
厚労省の啓発イベントで、事件後初、公の場で自身を語った。
*<アクション>
ピエール瀧
事件後の過剰報道、そして作品の「自粛」をめぐって。
依存症という病気がくれたギフト。そのままでいることがロック。
「くだらないライブに行くぐらいなら、自助グループに行ったほうがずっといい」
そう話す森重さん、年に200回はミーティングに通っているという。
アルコール依存症と診断されたのは45歳のとき。
断酒が音楽・家族・人生にもたらした変化を語る。
昨年度策定された15都県の計画を徹底チェックしたら……?
◆「新ガイドライン」Q&A
断酒/減酒の治療戦略【樋口進】
◆断酒? 減酒?――決めるラインはどこに?
小松知己医師に聞く
◆ダルク追っかけ調査
2年後の追跡率9割! 完全断薬率6割超!【嶋根卓也】
◆ヨーロッパの薬物対策から学ぶ
ハームリダクションって何?【近藤京子】
DV・モラハラ・依存症…
【1】DV被害妻の自己否定感 アルコール妻の自責感【東玲子】
◆連載 依存の《入り口》に立つ子どもたち【秋山千佳】
3 恋愛依存の危うさ
◆発掘! 依存症地域連携モデル【4】熊本編
地域の強みを活かす! センターでの「依存症専門相談」 【渡邉知子】
◆ギャン妻秘伝! 依存症家族が生きのびる知恵
第7回(最終回) 離婚、それは…新たなる旅立ち!【田中紀子】
◆生きる自信! アサーティブ・トレーニング
7 人生の波を、アサーティブに乗り越える!【中野満知子】
◆「老いの断酒学」(29)
息子たち【小林哲夫】
その他
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・データ/ビィ用語集