日本では、ここ数十年にわたり犯罪件数(刑法犯)は減り続けている。 その一方で、再犯者率は上昇していることを知っているだろうか。 二人に一人が刑務所に戻ってしまう現実。 再犯の重要なポイントとして、社会復帰して仕事についているかどうかが挙げられる。 再犯時、約7割の人は仕事がない状態なのだ。 そんな中、過去の罪を知ってもらった上で仕事を探すことができる、 就職情報誌『Chance!!(チャンス)』が注目を集めている。 発行人の三宅晶子さんに話を伺った。【取材・文 塚本堅一】
発行元 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
発売元 アスク・ヒューマン・ケア
A5判/114頁
発行 2020年3月
ISBN978-4 909116-15-4
「被害者意識」の正体
トラウマをとりまくもの
アディクションや暴力は、どうやって私たちの人生に入り込むのか?
「被害」と「被害者意識」はどう違うのか?
なぜ加害者は「被害者意識」をもつのか?
ACが「被害」を自覚すべき理由とは?
……日本とカナダで加害者臨床に取り組んできたお二人の話を通じて、「自分で選ぶ生き方」のヒントが見えてくる。
【協力 信田さよ子 髙野嘉之】
◇PART1 なぜ被害と加害が逆転するのか
*謎の解明(支配と暴力)
◇PART2 ACが「被害」を自覚する意味
*謎の解明(被害と被害者意識)
◇PART3 「第一ページ」を開けてみる作業
*依存症や暴力加害に向き合う
◇PART4 感情を自分のものとして引き受ける
*ACをはじめみなさんへの問い
――久里浜医療センターのプログラム【三原聡子】
タイプごとの基本アプローチ、集団治療の意味、発達障害の伝え方、暴力への対応など、 とことんお聞きしたロングインタビュー。
同センターによる「ゲーム使用状況の実態調査」についても、コラムでお伝えする。
罪を犯した人が仕事で笑顔になるように
日本では、ここ数十年にわたり犯罪件数(刑法犯)は減り続けている。
その一方で、再犯者率は上昇していることを知っているだろうか。
二人に一人が刑務所に戻ってしまう現実。
再犯の重要なポイントとして、社会復帰して仕事についているかどうかが挙げられる。
再犯時、約7割の人は仕事がない状態なのだ。
そんな中、過去の罪を知ってもらった上で仕事を探すことができる、
就職情報誌『Chance!!(チャンス)』が注目を集めている。
発行人の三宅晶子さんに話を伺った。【取材・文 塚本堅一】
福島でトラウマに寄り添う【蟻塚亮二】
*気になる被災地のアルコール依存症対策は?
◆イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2020
「酔いつぶし、放置し、死なせてしまった」責任を問う
◆あなたはどう受けとめた?
メディアの薬物事件への反応が変わった!
◆基本法NOW
第一次基本計画の見直しスタート
一般医療がアルコール依存症治療の第一段階を担う時代へ!
◆ギャンブルも、「最低限」アルコール並みの広告規制してください!
◆2019年に出たアディクション+AC関連の本
こころの健康センターが仕掛ける、手厚いネットワーク戦略!
【太田順一郎】
◆連載 女性たちの生きる選択!
DV・モラハラ・依存症…【東玲子】
4 養育費、生活保護……再出発のプランづくり
◆連載 依存の《入り口》に立つ子どもたち【秋山千佳】
6(最終回) エナジードリンクの罠
◆生きる自信! アサーティブ・トレーニング10(最終回)
「あなたは誰からも敬意をもって扱われていい」
【中野満知子】
◆アートセラピーの世界12
アートセラピーと防衛機制《下》【安斎圭清イボンヌ】
◆「老いの断酒学」(32)
家系と世代連鎖1【小林哲夫】
その他
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・デー タ