【まとめ】編集部 【絵】チアキ
仕事が続かない父、酔いつぶれている母。 「子どもの頃の記憶で明確になるのも、この時期からで、つまり記憶の始まりが、家族の別れだった」と監督は話す。作品の中でも、この時期の記憶を 描くことは多いという。 『日本で一番悪い奴ら』を撮ったときに薬物依存症者と出会い、それまで抱いていた偏見が消えていった。 ピエール瀧さんが逮捕された際、監督は「排除ではなく治療につなげるべき」とコメントを出し、いずこも自粛の嵐の中、ピエールさん出演のシーンも 差し替えなしに上映となった。 そして今、監督は回復施設のドキュメンタリーを撮影中だ。
発行元 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
発売元 アスク・ヒューマン・ケア
A5判/114頁
発行 2020年9月
ISBN978-4 909116-17-8
答えが出なくても。先が見えなくても
注目される「ネガティブ・ケイパビリティ(負の力)」とは?
今と向き合うヒントがここに。
◇まず知っておきたい! ネガティブ・ケイパビリティとは何か?
◇PART1 何とかしているうちに、何とかなる。【帚木蓬生】
◇PART2 読者の手記…回復の中でどう過ごしているか
◇PART3 転んでも、ただでは起きない【信田さよ子】
◇PART4 手間暇かけるから、本物になる。【西脇健三郎】
【まとめ】編集部
【絵】チアキ
《家族の体験》ゲームとSNSへの依存
ゲームばかりで留年が決定した息子。治療の場を探して電話をかけ続けた……。
不登校の娘がSNSに入れ込むうち中傷され「死にたい」と言うように……。
親の立場で何に悩み、どう感じ、どう行動したか、まとめていただきました。
私の映画と原点 家族の飲酒問題
【取材・文 塚本堅一】
仕事が続かない父、酔いつぶれている母。
「子どもの頃の記憶で明確になるのも、この時期からで、つまり記憶の始まりが、家族の別れだった」と監督は話す。作品の中でも、この時期の記憶を 描くことは多いという。
『日本で一番悪い奴ら』を撮ったときに薬物依存症者と出会い、それまで抱いていた偏見が消えていった。
ピエール瀧さんが逮捕された際、監督は「排除ではなく治療につなげるべき」とコメントを出し、いずこも自粛の嵐の中、ピエールさん出演のシーンも 差し替えなしに上映となった。
そして今、監督は回復施設のドキュメンタリーを撮影中だ。
家が「しんどい」子どもたち
【有馬和子】
◆続 コロナに負けない仲間たち
オンライン・ミーティングの挑戦と成果!
*ルームADNG
*オンライン「ズーム断酒スクール」【二神啓通/島内理恵/海野順】
◆日本にはどうして、明るくハッピーな依存症回復ドラマがないんだろう?
……だから作りました!【田中紀子】
◆緊急調査 コロナ×特別定額給付金&パチンコ休業要請
ギャンブル依存症当事者・家族はそのとき?
◆依存症からのリカバリーを伝える一冊
『薬物依存症』清原和博著 【塚本堅一】
◆基本法&依存症対策NOW
◆これがおすすめ!
本と映画のアディクション散歩【映画編】
県内各地に広がっていく連携が、すごい!
◆シリーズ 薬物依存症家族のリレーエッセイ
(2)黙って我慢することは美徳じゃなかった
◆連載 連携への歴史をたどる
地域のアルコール医療、あの頃こうして始まった
【猪野亜朗】
(2)断酒会結成と「断酒の家」
◆連載 アサーティブトレーニングが教えてくれる
「相手といい関係をつくる」知恵
(2)「言わなくてもわかってる!」【中野満知子】
◆女性たちの生きる選択!【番外編】
子どもたちの「生きる選択」のために 【東玲子】
◆「老いの断酒学」(34)
禁酒同盟と断酒会(1)【小林哲夫】
その他
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・デー タ